旬なお話を伺うことができ、モール出店を再考させられる要素が何点かありました。この機会に、現在の3大モール(Yahoo!・楽天・Amazon)の現状を比較してみたいと思います。
楽天・Yahoo!・Amazon出店にかかる費用
月額費用
楽天市場では高い「メガショッププラン」で月額出店料100,000円から、「がんばれ!プラン」の月額19,500円まで4種類のプランがありますが、初期登録に6万、その他システム利用料もかかりなかなかハードルが高いです。
システム利用料は統一性がなく、高額なプランなら利用料が安くなるようです。
そんな中、月額4,900円の秘密のプランがあるそうで、そちらの場合だと売り上げの手数料が17%くらいだそうです。(楽天スーパーポイントが1%場合)
楽天市場では1%という少ないポイントは見たことがないので、ポイントもつけると約2割ですね。
「忙しい割にはもうからない」と言われていたお客様の声が思い出されます。
費用の一覧
下記が楽天市場の費用の表となります。(2019年7月現在)
詳細は公式サイトをご覧ください。
Yahoo!ショッピングは現在は出店料無料、月額システム利用料と売上ロイヤルティも無料となっています。
1番負担になるのは「Tポイント原資負担」です。お客様にばらまくTポイントを店が負担するわけですね。2.5~16.5%で2.5%は必須のようです。
ソフトバンクユーザーにはすごいポイントが配布されますが、それはYahoo!で持ってくれるようです。
その他、アフィリエイト手数料が加算されます。
公式サイトでシミュレーションができますのでお試しください!
Amazonは大口と小口で登録できます。
大口は月額手数料4,900円、小口は1商品ごとに100円で、その他商材によるカテゴリー成約料などが発生します。
こちらは売上がなければ発生しないので気楽に始めてみることも可能です。
ただし、小口出品者は便利なツールで使えないものもありますのでご注意ください。
詳細は公式サイトをご覧ください。
楽天・Yahoo!・Amazonの店舗数
楽天市場 | 4.6万店舗 |
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Yahoo!ショッピング | 50万店舗 |
Amazon | 20万店舗 |
グラフを作ってみました!
グラフで見ると一目瞭然ですが、Yahoo!ショッピングの出店の多さに驚きますね。
やはり初期費用や月額費用がかからないというのが魅力なのでしょう。
Amazonは個人でもやりやすいところがありますが、「店」を持てるわけではなく商品カタログに商材を載せていく形になります。
楽天は費用がかかる分、熟考した方のみが出店されているのでしょうね。
2012年に4万店舗だったと記録があるので、あまり変わってないですね。やめていく方も多いのだと推測されます。
まとめ
モールは集客がよく、すぐに販売できる可能性が高いです。
しかし、その分競合が多く、価格競争になります。
また、商材によりモールの性質や客層にあうかどうかもありますので、その点を考慮してください。
たくさん売りたい・売れる商材がある場合は3大モールを活用し、ホームページ代わりにもなる独自ドメインで利益率の高いECサイトを持つのが理想かと思います。
今回、出店費用について書きましたが、楽天もYahoo!も店構えを作る(サイトの構築)には、10万~30万かかると言われています。
ご自身で設定するとしても、かなりの日数がかかると考えた方が良いでしょう。
作成前にご自身の商材がモールで通用するか、競合各社の価格帯などを調査すると良いですね。
判断に迷う場合は、ぜひスマイルファクトリー静岡にご相談ください!