マネーフォワードで会社設立

スマイルファクトリー静岡 マネーフォワードで会社設立

スマイルファクトリー静岡は2021年10月に法人化しました。 法人化の際の手順やかかった費用などを、自身の備忘録も含めまとめてみました。 ※2021年10月の情報になりますので変更になっている場合があります

法人化する際に利用したサービス

使ったサービスは、Money foward(マネーフォワード)のクラウド会社設立です。 マネーフォワード 会社設立 「電子定款で印紙代を4万円節約」というキャッチコピーに惹かれたのですが、手順がわかっていない人間にとってはとてもありがたいものでした。 まずはメールアドレスを使って登録。 Google IDやApple IDでも登録できます。 マネーフォワード会社設立登録画面 マネーフォワードさんもボランティアでやっているわけではないと思うので、設立後はクラウド会計やクラウド給料の使用を勧められますが、しかし使わなくても全く問題ないです。 個人事業主時代には、弥生の青色申告デスクトップ版を利用していましたが、使うときめたパソコンからしか作業できないため、場所を選べず使用できるクラウドに切り替えようと考えていました。 現在、利用しているのはコチラになります。 クラウド型会計ソフト マネーフォワード クラウド会計

マネーフォワードの便利な点

便利な点その1

ステップ1から順番に記入していけばよい。 不明な点は詳細なヘルプがあるのでわかりやすい マネーフォワード会社設立の準備

STEP1 会社設立に必要な情報の入力

  • 所在地
  • 代表情報
  • 事業の目的
  • 資本金・決算
ステップ1の段階でステップ2についてのアドバイスもあります。次にやるべきことも教えてくれるので親切です。
STEP2で使用する以下の書類をご用意ください 印鑑証明書 2通 写真付き身分証明書のコピー 1枚

STEP2 会社設立の手続き

  • 印鑑購入(自分で購入してもOK)
  • 定款の作成
  • 電子定款
  • 印鑑証明
  • 定款の受取
  • 出資金の入金
  • 登記
  • 書類の受取
印鑑ですが、こちらでは購入せず自分で用意しました。 ここで費用として、定款を作成してもらうのに行政書士さんへの費用として5,000円かかります。 ですが、マネーフォワードを有料契約すれば、その5,000円すらかかりません 小規模事業者向けの「スモールビジネス」を契約しました。 マネーフォワード 会社設立の管理画面では、定款の受取日、最寄りの公証役場の地図も出てきて、持ち物なども記載してあります。 発起人の証明書も印鑑証明や免許証のアップロードで自動作成されます。 ここから定款を作成してくれる行政書士さんとのやり取りが始まります。 「事業の目的」や「役員の任期」などに関しても細かいアドバイスが有りました。 設立の日を決めてあったので、その日までにやること、注意事項など、何度もメールをくださいました。 このサービスが無料で受けられるのは素晴らしかったです! ネットにも情報がいろいろありましたが、専門家に直接聞けるのはありがたかったです。

STEP3 設立後

設立後にやるべきことも順番に羅列されています。期限まで書いてくれてあるのでありがたいです。
  • 年金事務所に届け出をする
  • 税務署に届け出をする
  • 都道府県税務事務所に届け出をする
  • 市町村役場に届け出をする
  • 労働基準局・ハローワークに届け出をする
会社設立後の必要書類 それぞれにボタンがありクリックすると、それぞれの機関の住所・地図・持ち物などが書いてあります。 書類も管理画面簡単に印刷できるので、税理士さんに印鑑をもらって出すだけでした。 ※印鑑は不要だったようです。

クラウド会計を使ってみて

会社設立の際に有料で申込んだマネーフォワード クラウド会計を8か月使ってみての感想です。 便利!!です 2980円で全部のサービスを使えるのですが、実際には全部は使っていません。 会計はもちろんですが、便利なのが「給与」「年末調整」などでしょうか。 給与と会計を連携させれば、すべて転記してくれます。 所得税や社会保険も自動で計算してくれるので、勤務日数や時間、有給などを入力するだけです。 弥生の青色申告には別ソフトを契約しないとならなかったので、給与はExcelで計算して、それ自体は難しくないのですが帳簿に転記するのが大変でした。 クラウド会計を早く使っていればよかったと思う日々です。 もちろんわからないこともあって、チャットのサポートには何度もお世話になっています。 下の図は2980円で使えるアプリ一覧です。 クラウド会計で使えるアプリ一覧

まとめ

今後、法人設立はもっと簡単になるようです。 何も知識がなくてもできるというのは問題もあるかもしれませんが、1つ1つ丁寧なヘルプページがあるので、費用をかけずかつスピーディーに法人設立することができました。 とはいっても、迷う事もたくさんありましたので、これから法人なりしようと考えている方の何かの参考になれば幸いです。